2008年7月6日日曜日

EMDR

トラウマの治療によく効くといわれているという治療法に「EMDR」というものがあります。

これは「Eye movement desensitization andreprocessing」の略です。

日本語は「眼球運動による脱感作と再処理」ですね。

セラピストが指を左右に動かすのをクライアントが眼で追います。

同時に、クライアントはトラウマを想起します。

すると、脳の処理が進み、トラウマを解消できるというものです。

確か、国際トラウマティック・ストレス学会でも、有効なトラウマ治療法として認定されているとのことです。

一見ちょっと怪しい感じがしますよね?えっ、それで治っちゃうの?ほんとかいな?という感じです。

しかし、実際の臨床データを見ると、統計的に明らかに有意(当然プラシボも考慮して)な結果が出ているというのです。

にもかかわらず、そのメカニズムはまだ解明されていません。

なんともまあ、不思議な感じですが、このメカニズムを研究するのは結構面白いと思います。

なんでかというと、

1.明らかに治療の結果は出ているので、ゴール(治るという結果が出る)が明確
2.脳の情報処理という観点からトラウマ性の記憶の謎に迫れる可能性がある

からですね。早いところ、この治療法の原理が解明され、より多くの人に自信を持って適用されるようになるといいですね。

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